マサイ族の熱中症対策は「わざわざ熱い日には歩くな」である
昨日、午前中に野暮用ができたので、昼の12時から3時まで畑仕事をしたら、
熱中症のような症状になった。暑さは30度以上だった。
今日も同じような状況になったが、マサイ族の言葉を思い出して
暑い時間帯とくに12時から3時までは畑仕事をしないで、くつろぐことにした。
クーラーを使うと、室外機が熱風を出して せっかく育てた稲を枯らしてしまうので、
水風呂に浸かって体を冷やし、扇風機で体を冷やして休むことにした。
熱中症対策に、日陰で休むマサイ族と、クーラーをかけてガンガン働く日本人と
どちらが賢いだろうか?
これは環境と経済の問題解決でもあるし、脱原発の問題でもある。
最近弱者排除した相模原事件の知的障碍者と健常者との優劣の問題でもある。
また
宗教における神仏と人間の優劣の問題でもある。
仏は悟った人であり、ほとんどの人は悟らない凡人である。
神は全知全能であり、人間は神に比べて愚か者である。
もし、人は悟ることも、全知全能にような神にはならないし、
そのような神仏など存在しないとしたら、人の優劣など無意味な論議になってしまう。
自然や生きとし生ける者にとって、人はどんぐりの背比べみたいなものに映るだろう。
生物界では強い者だけが生き残るように映るが、よく観察してみると、
弱肉強食が通用しない出来事がけっこうあることに気付かされる。
出る釘は打たれ、能ある鷹は爪を隠すような
弱者が強者を操ることさえある。
柔道で「押さば引け」というように、戦争を仕掛けてきたら、報復するのではなく、もっと来させて
世界中の避難を受けて転げ、退散させた方が被害も少なく安全防衛になるだろう。
実際、馬鹿さも賢さも、どんぐりの背比べみたいな可笑しなゲームにすぎないのだろう。