お金のいらない社会はまだまだ夢想論の段階だと思っていたが
科学的方法と技術を駆使して、金銭ではなく、金銭の元になる資源(サービスも含む)を元にして、
それらをシェアする社会を構築していけば、無駄な金儲けや戦争や飢餓もなくなってくるだろうという提案をした工業デザイナーのジャックフレスコがいる。
彼の The Venus Project で、動画配信で、その提案をしている。その中のドキュメンタリー2016が解りやすい。
日本語訳にするには、字幕をクリックし、設定を自動翻訳し、その中の一番下の日本語にすればよい。
私の理解では、政府は政治家も金銭も必要のない、いわば人工知能のようなAIにまかせて、世界中のモノとサービスをシェアしていけるように活動していくプロジェクト社会の提案だろうと思う。
実際、どうやって。それを実現していくのかが、あまり解らないので、それがすぐに実現可能かどうかも不明だ。
共有経済として、実際的に動いているのが、金銭を介せずに、モノとサービスをやりとりする、オランダの共有型経済システム(動画46分あたり)である。
それはまさにご近所さんで、日用品の無料の貸し借りアプリであり、また、料理したものを利潤なしに材料費だけで分かち合えるアプリである。
日本でも使えるアプリとしてはグローバルネクストドアがあり、その使い方動動画もリンクされている
私が30余年もやってきた便利屋ゴリラ便のお金のいらないご近所さんモノとサービス交換アプリである。
これは現代の金銭システムと併用することで、うまく作用し、それがいつしか、高度な技術の資源の共有という形にまで発展できるだろうと思われる。
自由な生き方として、サラリーマンを嫌い、自分で事業を起こす方法を目指して、興した なんでも屋そして、ゴリラ便であったが、それが金銭経営的に無理だと諦めて、解散したが、
それが まさか、 スマトフォンアプリで、金銭も、また地域通貨もいらない、なんでも助け合いに発展でき、それがオランダから世界に波及してきて、自分がやってきたこと、理想としてきたことが、まさに無駄ではなかったと思えて、身が震える。