今年からの確定申告にはマイナンバーが必要になった。
マイナンバーはアメリカの社会保障番号が由来だが、
日本ではマイナス税としての社会保障番号が最初ではなく、
プラス税としての税申告番号が今年最初に実施された。
これは明らかに、脱税犯罪者探しのために脱税防止マイナンバー制度である。
昨年から、収入先の会社から「マイナンバー記入のお願い」がされているのが確定申告より先に行われたからである。
しかも、今年になっても、国民年金事務所からのマイナンバー記載のお願いさえもこない。それは最初からマイナス税である社会保障番号としてのマイナンバーは無視されているということである。国民年金で投資して大損だしたり、年金がどこかに消えたりして、いかに社会保障にいいかげんで政府の遊び金にしているかという証拠でもある。
プラス税の税徴収には必死だが、マイナス税の社会保障にはいい加減不真面目である。マイナンバーは明らかに脱税犯人捜しのコンピュータ合理化である。
マイナンバーがこのように悪用されずに、善用されるためには・・
どんなプラス税、どんなマイナス税でも、申告制ではなく、公共料金のように、
銀行の預金で、自動支払い、自動振り込み制度にすればいいだけである。
これは一休と魔神の会話を、一休と税魔神の会話に転用すればOKである。
モノの売買やサービスの取引には現在消費税8%がかかるが、その消費税はそれを徴収した会社が自分が仕入れなどの消費税を払った分だけ差し引いて、つまり、純利益の中の8%分国に申告払い、輸出会社の場合は外国からの消費税は受け取れないので、支払った仕入れの消費税分は申告によって、逆に国から還元される。
こうした消費税の申告はプロでも計算も難しく、記入ミスも多くなっており、いい加減にやって節税脱税したくなるのも当然になってくる。税申告にかかる費用と心身の労苦は計り知れなく大きい。一年に一番面倒な計算と作業である。
「申告に 徴収に 税使い あな空回り 馬鹿らしかあ」
もし100人働いたら、1人くらい働かなくてもその1人を支えることができるだろう。
それは労働量100に対して、休み量1とっても、なんの苦労も問題もなく、むしろそれが快適であり、健康にはよく、もっと休みをとった方がもっといいかもしれない。
金銭とはモノ・サービスと交換する道具(引換券)である。
故に、金銭が動くときはモノ・サービスが動き、そのモノの生産とサービスの供給は人間だけでなく、機械であっても、それらは労働であると言える。
また、金銭は債券などの金融商品にも転じることができるため、金銭自体もモノ・サービスのように需要と供給によって、その価値が上がり下がりし、それも金銭が動くと同じになり、労働としてとらえることができる。
そして、
金銭でどんなモノ・サービスでも得られるので、いわば モノ・サービスに限っての望みだったらすべて叶えられる魔神=金銭であるともいえる。
沢山の税金を徴収・申告するための人手の労苦量を100としたら、それは機械労働1・人手0に置き換えることができる。
税魔神
「どんな売買や取引もすべて申告して税金を治めなさい」
一休
「今は電子マネーの時代ですので、どんな売買や取引の金銭に1%の銀行による自動徴収でお願います」
・・・・
「海外の通貨の交換、送金、支払、受け取りはどうするのじゃあ?」
「どんな通貨であれ、それが日本円に交換された時は必ず金銭は労働しますので、その1%は自動徴収し、外国通貨においては発行も徴集が不可能ですので、その外国任せになります!」