昨日、峠道から胄山を登ってきた。山頂から岩場道へと、少し下山する時、行き止まりになり、道に迷ってしまった。
山道の案内のピンクリボンが周囲にあるのに、そこには道がない。なんとか道を探そうと急斜面を昇り降りするが、見つからない。
そこで、山頂に戻って、下山道があっているか確かめることにした。
山頂の標識をずっと眺めていたら、道が二つしかないように見えたが、もう一つあることに気付いた。それば下山道で、行き止まりだったのは展望台への道だった。以前二度も登ったことがあるのに三度目に迷うとはいささか不思議だった。
山で迷ったら、尾根に登れとか、元の道を引き返せという鉄則は合っていたことになる。登山入口で地図があったが、山頂に三つの道があるとは気が付かなかった。それは登り道と下山道しかないという思い込みが迷わせた原因でもある。
迷い道からの脱出は依存症からの脱却に応用できる
登山の時、山頂は目的であり、そこに至る道は手段である。下山の時、我が家は目的であり、山頂からの下山道は手段である。
私は我が家への下山道を迷ったことになる。その迷いから抜け出すために、迷い道という手段をリセットして戻り、別な下山道という手段を選んでことで、無事我が家という目的に到着した。
目的を変えず、手段も変えないと絶滅(遭難)となり、
目的を変えず、手段を変えると進化(無事)となる。
そして、手段を変える場合は、迷った手段をリセットするために、その出発点まで戻らないと別な手段は見つからない。それが初心に帰って見つめ直すことで開路を見出すというのだろう。
私のダイエットはここ一年で徐々にリバウンドする迷い道にいる。このリバウンドはどうやらダイエット目的は変わらないが、ダイエット手段も変えないでいるために起きていると思える。リバウンドしない手段に切り替える必要がある。
そのためには、今までのダイエット法はリセットして、初心に帰り、新たなダイエット手段を見出してみることで、その開路を見出すことができそうである。