モンゴルは遊牧文明だ
そのため、
日本の弥生時代から発生した農耕文明とは
次元的に違っているので、比較し、どちらが優劣という判断は当たらない。
遊牧文明は
日本の弥生時代前の15000年続いた
森を移動しながら、採集して生きる 縄文文明に似ている。
弥生の農耕文明はまだ2000年余りしか立っていない。
今、世界の主流をしているのは
広大なアメリカの牧畜文化(定住しながら牧畜をする)だろう。
この牧畜文化は日本の農耕文化、モンゴルの遊牧文化そのものに大きく浸食して、
その本来の文明のよさを壊している感がある。
これら文明の「恨み度」と「お節介度」の強弱でその違いを見てみる。
日本とモンゴルの共通点は
過去の歴史において虐げられた恨みをもたないことだ。
日本はアメリカの原爆投下を恨まない
モンゴルは日本のノモンハン事件虐殺を恨まない。
中国・南北朝鮮は日本の残虐行為を恨む
アメリカとロシアは
とにかく世界のリーダーになろうとお節介であり、
「眼には眼、歯には歯」と復讐の鬼となるが、
正義感が強く、論理的倫理的である。
これら4種の文明はその優劣を競い合えば、互いに破壊し、共倒れになる。
だが、4種の文明を尊重、認めれば、互いに協力、平和になれる。
「みんな違って みんな善い」は
人だけでなく、古今東西の文明文化にも言えることだ。