朝飯前に、雑草取りをしたら、
防備したはずの足首に虫に刺され、強烈な痒みに襲われた。
一か月前に、食物アレルギーで、全身に湿疹と痒みに二回襲われた。
その経験から、
いかに痒みから脱却するかを知っていたので、
虫刺されの痒みも同じ処置をした。
汗と泥を水シャワーで洗い落とすとき、念入りに足首の痒みのところを洗い落とす、
怪我したときに、そこからばい菌が入り込んで化膿させないことと同じ要領である。
タオルでふき取り、
大きく膨れ上がった虫刺されは1センチほどだった。
それを爪で十字に何度も押しつぶす。
すると、刺された穴から、虫の唾液とともに血が噴き出てきた。
毒蛇のかまれたときの処方と同じだろう。
血が止まるまで三分ほどかかり、それをタオルでふきとる。
以前は、かゆみ止めのマキロンなんか、薬をなんども塗っただろう。それが治癒するまで数日かかり、痒みもずっと続いただろう。
だが、
自分で、薬に頼らず、自分で考え、実験し、その体験からあみだした処置ほど、虫刺されから10分で、ほとんど痒みも、痛さも、湿疹も、消すことができた。
虫刺されにたいして、昔から 笑い話であった「爪でバッテンをつける」というのは、痒み止めだけでなく、化膿させず、はやく血を出させる有効な手段だと思える。
薬が治すというのはいわゆる洗脳とか思い込みとかであり、それらはみな一時的な痒み症状を抑えるだけのためだ。無駄なお金と生産と技術と知識のような気がする。
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どんな病気も自分で考え実験して治すような方向転換は
先日の知足庵の「癌という病名はない」という大橋教授の指摘があってからである。
虫刺されにしても、
アレルギーにしても、
しいては
癌にいったっても、
みな自分で考え、自分で実験し、自分で治した方が、より確実に早く完治できるようにさえ思えてきた。
病気は医者や薬や知識が治すという思い込みは捨て去り、
どんな病気も、基本は自分自身で治すというのが・・
それが自然治癒であれ、自分で病気を治そうとする意志であれ、そうであろう。
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私の経験的専門は精神病である。自分が長く患った経験から、医者には精神病は治せない、ただ症状を一時おさえるだけであることを体験している。
どうやら、肉体の病気もまた、精神病の治癒の原理が「自分からその病気を治す」という意志がもっとも効果的であることを、改めて、アレルギーと虫刺されで、確認できた。