サピエンス全史とホモデウスの著者イスラエル人歴史家のユバル・ノア・ハラリの考え方は今の世界の潮流のリーダー役になっている。
その基本的な視点は
また、
TEDでは彼を新しい形で、紹介しだした。
さらに、
TEDは最後に質問をして、その思想を理解しようとしている。
自殺者の方が戦死者より多い
ユバルの思想で一番面白い視点は
世界的に、自殺者が戦死者や犯罪被害死よりも多いという事実である。
これは、戦争や人的災害よりも怖いのは、自分自身だということである。
死の恐怖から抜け出るような幸福が、自分自身の中にあるということをも示している。
虚構に苦しみがあるが真実に苦しみはない
釈迦が、「苦しみの原因」は何か?
ということから、悟りの道が生まれた。
ユバルは釈迦よりももっと簡単な苦から抜け出る方法を教える。
真実と虚構の区別は何か?
もし苦しみを感じるならばそれは虚構の世界である。
他の生物の同じく真実の世界であれば苦しみは感じない。
つまり、
苦しみを感じるのが虚構であり、
苦しみを感じないのが真実である。