巨大リサイクルショップセンター構想

 ど田舎の田畑をつぶして、イオンモールなどの大型なショッピングセンター・特に、アウトレッドのブランドショップセンターがはやっている。

 今や、駅前に百貨店や商店街は寂れていく時代になっている。鉄道を中心にした社会ではなく、自動車を中心にした社会である。

 そうした時代にあって、世界は地球環境を守らないと人類全体が滅亡してしまう驚異を感じている。CO2削減と経済発展の矛盾をかかえ、それを解決する方法を模索している。

 この経済と環境の矛盾を解決(止揚)するアイデアが「生ゴミから野菜を作る」「減価貨幣と0円札」に続く「巨大リサイクルショップ構想」である。

 地球環境政策におけるもっとも注目される事業は「清掃局」と「新エネルギー事業」である。

 つまり、すべてのゴミをもとの土にもどし、その際出るエネルギーを新しい生活に使おうというものである。

 そのゴミと新エネルギーの途中には、まさにイオンモールなどに匹敵する兄弟なリサイクルショップセンター構想がある。

 これは、もし、長年住んだ家から新しい絵に引っ越しをするときに、たくさんの不要なものを捨てたり、あげたり、売ったりする。そして、新居に必要なものを拾ったり、たくさんもらったり、買ったりする。

 この際に使う金額は実に大きい。その際、売って得た金額と買った金額とが同じだとしたら、それは物々交換できるということである。それは「0円札とjoker札」が使えることを示唆している。

 ★ 巨大リサイクルショップセンター構想

 ショッピンセンターが、衣食住と細部にわたって分類したお店があるように、リサイクルする商品をすべて分類して、このリサイクルセンターの分類ショップに、持ち込ぶ。その際、その商品の使用マニュアル「どこが故障している・どこが傷ついている・こんな使い方もできる」というようなメモと連絡先(いわば製造元にあたる)をつけるのである。

 また、売れないで廃棄するものは、新エネルギーに変換するようなところにもっていく。

★ ゴミから新エネルギー工場

 今までのリサイクル

 ペットボトル→再ペットボトル

 ガラス→再ガラス

 鉄・アルミ→再鉄・アルミ

 紙→再紙

・プラスチックゴミ

 ペーットボトル→ペットボトル

それ以外のゴミ

・生ゴミ→堆肥

・その他のプラステック→固形燃料→火力発電→新エネルギー

・ミックス紙→固形燃料→火力発電→新エネルギー

・最終廃棄物→固形化→建築土木材料→道路・建築コンクリート材

・粗大ゴミ→分解整理→材料別にリサイクルセンターショップに

  携帯電話から金やリチウムが再び回収できるようなシステムをここでやるといい。

 鉄やアルミなどの金属も、元の金属の固まりにもどして、それを業者に販売できる業者向けに

 まだ使える部品はチェック清掃にして、再販売する

 特に危険物質のようなものをもとの安全な物質にもどすようなことを十分する必要があろう。

 社会が生産→消費→廃棄という一方通行の流れになっているから、環境も、お金も、生活も多くの問題を起こしてしまう。

 それを生産→消費→再生産 という、自然循環させる経済社会システムを根本から築き上げることがこれから必要になってくるだろう。

この発想は、ゴミゼロだけでなく、すべてのゴミの再資源化が自然循環には欠かせないという意識が必要になる。この基本が生ゴミから野菜を作るとことなのである。

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巨大リサイクルショップセンター構想 への2件のフィードバック

  1. メルサイア のコメント:

    明日から,全てのショッピングセンター(特にイオン系列)が,
    巨大リサイクルショップになればいいのに・・・♪
    と思える,理想的な発想でした^^! いいですね!!

    どうせ店に来て買うなら,「その店でしか買えない商品=誰かのリサイクル品・愛用品」がいいなぁ・・と思ったり.
    「新品買いたい」って人は,別にリアルな店舗で観てもどれも同じなので,
    ネットとかで注文したらよいような..

    誰かが使わないリサイクル品があるなんて,勿体ないったらありゃしない!
    店におかれて寂しそうにしてるんだったら,たとえタダでも誰かが使った方がマシ.
    ゼロ円札やJoker札で好きなだけリサイクル商品を変えたら,
    物質的豊かさの基準が,更に上がるだろうな~と思いました^^.

  2. ゴン のコメント:

    >メルサイアさん

     無料で誰かにあげたくても、もらってくれる人を捜すのが大変!
     お金をあげるから、それをもらってほしいといっても、いらないものはいらないになることもある。
     無料で、いつでも、商品をあげたり、もらったりできる場所が公の場所で必要なんです。それこそ、清掃局がすべて仕事だとつくづく思うのですが・・・

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