AUの電話とADSLネットのセットになっているAU ONEに入って、1ヶ月後にNTT工事の人が来てつながった。
その工事の人はこの段々畑の家がどこにあるのか迷ったみたいで、その電話の切り返しが数百メートル離れた道路にあり、最初はゴミ処理場の配線かと勘違いされたみたいで、笑ってしまった。
NTT工事といっても、みな遠くで電話線をつなぐだけで、屋内はその電話信号に来ているかどうかをチェックするだけである。
工事の人はあとはみな自分でやってくださいという。わからなかったら、AUのサービスの方で聞いてくださいということだった。
NTT工事の人からわかったこと。
1.既存の電話線が4本あるのはどうしてか?
電話が2回線使えるようになっている。今回は1回線だけの信号を通す。
2.ADSLと電話は1本の線でいいのか?
1本の既存の電話線で、そこに二つの信号が通るだけである。
3,その電話線に直接つないでも電話は使えるのか?
電話だけでも使えるが、ADSLを使う場合は、電話線→ADSLモデム→電話とパソコンというようにすると両方使える。
さっそく、自分の携帯にどちらの方法でも電話してみた。つながった。さらに、ADSLモデムにパソコンをつないだら、そのままネットもメールも今まで通り使えた。
NTTの光の場合は、ネットのブロバイダーとの設定をしなくてはならないのでかなり面倒だった。AUの場合は、電話もADSLもブロバイダーも1つなので、実に簡単だった。
付属のCDやら、セットする方法が書かれていたが、そんなことは何もする必要なくネットにつながり、メールも電話ができたので実に簡単だったのでびっくりしてしまった。
AU電話からAUの携帯への電話はすべて無料ということで、AUの電話にしたのである。でも、ケーブルテレビの方との契約をしているから、ダブルで、ネットの使用料を払うことになるが、よく考えてみれば、既存の電話線に、地デジの信号も送れるのではなかろうか?
そうできれば、ケーブルテレビはAUのようにNTTの電話線を借りるだけで、NTTの光のように、地デジ信号を送れるのではないか。
もし、既存の電話回線の容量が少なければ、そこに増幅器を入れて、信号の容量を多くすればできるように思うのだが、どうなのだろう?
光ケーブルだったら、容量が大きいので、増幅器なしに、みなできるはずである。
ケーブルテレビとNTTとが各電話会社とブロバイダーが光ケーブルで1つになれば、実に安価にどこの田舎でも、電話もネットも使えることになるだろう。
それにしても、信号の取り合い合戦が世界中で繰り広げられているような気がする。信号ほど共存して便利なものはないように思えるのだが、どんなものだろうか。