川といっても溝であるが、段々畑の家だと、段々になっている石垣から湧き水が出る。それをそのままにしていると、大雨が降ると家は水浸しになって、家はすぐに傷んでしまう。
テントを設置するときに、まわりに溝を掘って雨水の浸入を防ぐことと同じである。先人はU字溝でその湧き水を集め、家の玄関横に流すようにしていた。でも、それでも大雨だとそのU字溝があふれてしまうので、さらに小さな溝を作って水を流していた。
そんなことは知らずに私はその溝を壊し、果樹を植えようとした。先人にいわれて、それもそうだと、もっと本格的に溝を作って家に水が進入しないようにした。
ここの土地は粘土質なので硬くでしようがない。つるはしがないので、大きな釘抜きでそれを代用して溝を掘った。すると、最終的に水を流す場所は先人の先人が作ったと思えるような大きな溝につながった。
何か、川を作っているようで楽しくなる作業である。たぶん、鉄道模型の線路を造るようなものと同じ気分なのだろう。
夕方になって一段落したので、畑から見渡せる夜景を見入ってしまった。
写真も久しぶりにとった。心の余裕ができたのかもしれない。
植えたさくらんぼから見える夜景
それにしても
畑に何を作るか、どう作るのかが、さっぱりうかばない。
失敗を恐れずにどんどん思いつくことをやってみたい。
このコメントを読んで小さな頃の昔の暮らしが蘇ってきました
私の実家も山の斜面を切り崩して作っていたので、雨になると
家の周りに水を流す小さな水の道のようなものがありました
実家は、床が高くて、土間は土でした
大雨になると、その床下を水が流れていたのを覚えています
それも床上がとても高くって、小さい頃は縁側には、外から登れなかったのですから
そして、床下はみかんやサツマイモの貯蔵庫でした
なんか懐かしくて!!
でも素敵な夜景ですね
夜景を見ながらのんびりとお風呂に入るのもいいでしょうね
お風呂は露天風呂なんて素敵でしょうね♪
ここは新日本の三大夜景の一つ
http://yakei.jp/official/big3.html
でフルーツ公園の手前の段々畑ですので、ほとんど同じ夜景が見られます。
ののさんの近くの若草山もその一つということです。
床下を貯蔵庫とは気が付きませんでした。冷蔵庫でない昔からの土の下に保存する方法はあるような気がします。
露天風呂を考えましたが、ここはけっこう車の通りが多く、畑仕事のトラックがほとんどですが、中にはフルーツ公園へ行こうとして迷った観光客の車がきます。車1台しか通れない2m道路なので、すれ違いが大変です。
そのため、露天風呂を作っても水着でないと恥ずかしいですね。