最近毎日、家の道路を造っているが、前の住人のゴミを掻き出して土と石にもどしている。
どうして、自分の畑にゴミをそのまま埋めてしまったのだろうか? そのゴミのほとんどはビニールシートとそれをおさえるアンテナコードである。これは数十年たっても、分解しないでいる。
そこで、どうして借金が膨れて払いきれなかったかが、直感的に理解できたように思える。
お金の流れはリサイクルの流れと対応する。
そう思ったのである。
先日、特ダネでスウエーデンと日本のリサイクル率の差を教えてもらってびっくりした。
スウエーデン | 日本 | |
川の汚染度 | 首都中心を流れる川で泳げる | 東京の中心の川はない |
水の使用料 | 210リットル/1人/1日 | 320リットル/1人/1日 |
グリーン電力 | 48% | 約9% |
家庭コミのリサイクル率 | 96% | 約20% |
有機農業率 | 約20% | 1%以下 |
CO2 | 9%減 | 約8%増 |
出展:スウェーデン環境庁、日本環境省、JA、日本省エネルギーセンター(2003年~2008年)
なんと、家庭ゴミのリサイクル率が96%と20%の差が大きく開いている。
ゴミゼロを目指している地方が多いはずなのに、何かがおかしい。
経済発展と環境維持とは矛盾しないのではないだろうか。長い歳月からみれば、景気と環境維持は正比例すると思えるのである。
リサイクルされたゴミ処理はその値段から国内ではリサイクルされずにほとんど中国が買い取っている。日本が中国に経済発展率を抜かれるのはそういうところからも感じることができる。
食料の自給率にしても、それは国内のリサイクル率と正比例するように思える。お金もものの循環と一緒について回るので、リサイクル率をあげることが景気も、環境もよくすることにつながる。
こういう意識と政策が求められているように思える。
日本がこれから学ぶべきなのはスウエーデンのような北欧社会の政策であるように思える。
わかりやすい比較ですね〜ありがとうございます。
このところスウェーデンやデンマークなどの北欧と比べることが多くて、
参ります・・・
しかし、日本がこういう社会保障的国家になるのはいつのことやら。
先日、原発反対映画を作っている鎌仲さんの動画の中で
スウェーデンの市議さんにインタビューしてるものがあったんですが、
おどろきました。
ごんさんも知ってるかもしれませんが、スウェーデンの政治家は固定給がない・・・
議会を開いている間の時給だけだそうです。ほとんど兼業政治家だそうです。
当然、政治と金の問題もない。
国会議員だって、日本の国会議員の半分以下の年収で(800万くらい)、
票集めのようなキャンペーンもないそうです。
決められた選挙のための番組とポスターや新聞公示くらいしか・・・
これは、ムダがないです。
人々の社会に対する意識がちがうとしか言えないですね。
時給だけで、議員をやってもいいよ、って思う人がいる。
まるで自治会やPTA感覚。助け合う気持ちがある。
地域での助け合い、助け合わないと社会は成り立たない、
社会を真剣に考えないと未来はない・・・
頭の中が、お金を稼ぐことばかりになってしまっている国民性だもの。
(自己責任の社会ですね)
まず意識の改革が必要なのかなあと思います。。。
PIKAさん、コメントありがとうございます。北欧の政策には学ぶべきところがたくさんあるのに、日本はその税率の高さで抵抗が大きいようですね。そのため、消費税よりも効果的な税制を打ち出せば北欧社会に近づけることができそうに思えます。それは金持ち税だと思うのですが・・・