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新基軸通貨を為替レート計算機に

金曜日, 1月 13th, 2012

 経済不安のあるアメリカドルに代わる安定した新基軸通貨をどのように発行したらいいかをずっと考えていた。

 すると、突然二十歳になった娘が近くの保育園の栄養士に内定したとの連絡を受けた。この歓びは娘が生まれたときと、勝るとも劣るとも言えないくらい大きかった。人は社会人として第二の誕生をするのだろう。

 そこで、ひらめいたのは、人が自立して生きていくために最低いくら必要なのかという最低生活費を各国の為替レート指数にしたらどうかということだった。

 国際貿易をするにはどうしても国際通貨を基準にした為替レートで計算して両替する必要がある。しかし、そうした国際通貨が各国で実際に使えるようにする必要がない、必要なのは取引両国通貨を交換する、その時の為替レートだけである。

 今日本は急激な円高になり、輸出産業が困っている。製品を売った利潤を円に両替すると少なくなるからだ。こうした日々刻々と変わる為替レートは魚市場のような競りと同じように、毎日毎時行われるドル通貨の市場売買で決まっている。

 これはまるで漫才だ。まず採れた魚を競りにかけ、ドルで落札する。次に落札したドルを競りに出し、円で落札する。世界経済は生活実体経済と投資虚業経済に分離してしまうわけである。

   前回の復興カード案は日銀券に代わるような新しい国内通貨の基礎になるものだ。通貨の発行の次に最も大事なのはどこにお金を配布するかである。それは採れたての魚をまず最初に誰に渡したらいいかという問題である。その答えはもっとも命の危険がせまっている餓えた人であろう。今の日本では震災の被災者に適応するだろう。

 いわば、「人の命をつなぐ目的のために発行するのがお金である」ともいえる。

それを国全体に適応すると、「最低生活費を国が保証するためにお金を発行」し、その最低生活費を最初に配布するということだ。参考:最低生活費の算出法

   そして、各国の通貨の最低生活費の比較をして、各国通貨の為替レートを算出するコンピュータ計算機を国際通貨にすればいい。

 そうすれば、為替レートが急激に大きく変わることはなく、アメリカ一国の経済事情で変わることも、金持ち支配者による通貨投資市場で変わることもなく、安定した国際貿易ができるようになるだろう。

  これらを整理すると、

1,米国内ドルと米国際ドルの分離の必要性。
2,国際ドルは紙幣ではなく、すべて電子マネーでよい。
3.国際ドルの主要目的は為替レート計算
4,為替レートは市場決定しない
5,新為替レートを各国の最低生活費を基軸にしたものにする

 参考:為替レート