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ダイエットストライキの勧め

土曜日, 4月 19th, 2014

ダイエットが今の現代文明の病を克服する基本になると思える。
3年前、脱原発を訴え 若者4人が経企庁前でハンストを10日間した。それは単に脱原発デモを10日間するよりは効果があったように思える。

私も彼らに合わせて10日間断食したが、その目的は脱原発というより、ダイエットが目的だった。しかし、その後一月余りでリバウンドして元の体重までもどってしまった。若者がハンストし、またその後継続した脱原発デモが行われていても、リバウンドと同じで、原発を主電源にするというような逆効果になってきている。

ハンガーストライキの元祖はガンジーだと思う。ガンジーは非暴力不服従で独立運動をしたが、その運動に参加した民衆の多くに死者が出た。ガンジーがハンストをしたのは、独立の際、ヒンズー教とイスラム教の宗教的対立による暴力を止める手段だった。その結果暴力は収まって、外に出たときに、自分が殺されてしまった。そして、インドはガンジーが望まないイスラム教のパキスタンとヒンズーのインドに分裂して独立した。

ハンストは人々の心を動かすが、100%暴力には抵抗できないところがある。ハンストの究極的な目的は「目的が叶うまで絶食することだ。いわば、自分の死をもって抗議をするようなものだ。命がけの御願いということで、相手は心を動かす力が大きい。しかし、その目的がその人の命以上の大きなことであると思われたら、効果は期待できない。

実はハンストは自分に対する暴力であるともいえる。相手に対しての非暴力不服従を貫くならば、それは自分に対しても、同じ非暴力不服従を貫かないとそれは成立できない。それを成立させる手段は、もし相手が暴力で従わせようとしたら、逃げることだ。逃げられなかったら、その場では従うが、逃げられたら、逃げることだ。例えば、徴収礼状の赤紙が来たら燃やしてしまう。それで獄中で死刑になるようだったら、海外に逃亡する方が賢明である。

今の平和国家日本では徴収制度はないから、相手にも自分にも非暴力かつ不服従する方法はハンストではなく、ダイエットである。脱原発デモをもっと若者や一般に参加してもらうためには、楽しいデモであり、また より健康促進的なデモが いい。相手に脅威をもたせるより、相手に好感と心を開かせる笑顔をもたらす方が、お互いに話せば解る雰囲気にもっていくことにだろう。

これをハンガーストライキに対して、ダイエットストライキと称し、略して ダイエストと言ったら、どうだろう。

こうしたダイエストは国家間の争いごとにも、充分応用できるもので、戦争反対には効果的だ。もし、目的が達成できなくても、ダイエストに参加した者がダイエットでき、健康になればそれだけで、自分にも国にも貢献したことになるからだ。