チャイルドマインダーの人がうちのミキシーのフリマ笹塚のマイミクになってくれた。そのときのメールがとても印象深かった。
「年に1度バザーをやりますが、ほとんど投げ売り状態…
ちっとも収入になりません。売り上げを施設退所の子ども達の為にと知恵を絞り、フリマにたどり着きました」
フリマーケットにたどりついたとはどういう経緯なんだろうか? こちらはやもをえずフリマ会場にしたのだが・・?
年に一度くらい無料開放してもいいかな・・とは思っていたし、たまにゴリラの歌ライブをやったが、あまり反応がうすいのでやめてしまった。そして・・次の言葉・・「ほとんど投げ売り状態!」が気になった。・・・・そしてはっと気づいた!
無料で店を解放するから、売るものもみな無料で売ったらどうだ!?
ミキシーの「あげますコミュ」があり、1万人以上のメンバーがいて、毎日あげたいもののメールが届く。これを笹塚フリマでやったらどうだ!と思った。
この参加資格が実にいい、特に、●ブツブツ交換はNG。あげるのみです。
実は「昔のわらしべ長者」「アメリカのピン長者」が可能かどうかを実験しようとホームページで呼びかけていたが、一件もなくて、店から撤去した。
物々交換からお金が生まれたが、無償の愛からはお金は生まれないはずだ。ボランティアは無償の方が面倒なことはない。ただ、無償の愛は継続ができないのでNPO法人にならざるをえない。金がなくて暮らせるのは毎日は無理だ。
金のいらない国を、演劇で表現していて、とてもおもしろいが、それを実際にやってみようではないか。できる! 毎日は無理だが、たった1日だったらできるはずだ!
モノをただにするだけでなく、実はもっと実現したいことがある。サービスをただにする日も実現したいのである。
私は元便利屋なので、地域の便利屋を30数年やっていたが、それを地域通貨でできないかという取り組みをしたが、やはり、反応は一件もなかった。
フリマ笹塚の店で、「1時間無料掃除券」や「5分かたたたき券」をちらしと一緒に配ったこともあるが、やってみると、1件はきたが、とても大変で、体がきつかったため、1日で降参したことがある。
無料で非常によろこばれるサービスとして、手軽なのは買い物代行である。掃除や肩たたきはプロでないと、失敗がつきものなのでやめた方がいい。そのため、無料でモノを買ったら、無料でお届けもできたら、完璧に金のいらない日になるだろう。 特に、外で買い物ができない老人や病人にはもってこいだろう。
▼金のいらない日 開催
開催日:2011年4月1日(金)・・よいカネの日
開催時間: 10時~20時
場所:フリマ笹塚 (渋谷区笹塚2-11-5)
内容:自分があげたいモノを持ってきて、誰かにあげてください。
また、自分が無料でしたいことを書いて、誰かにしてください。
大きいモノやサービスは写真付きで書き示し、翌日以降あげてください。
参加費:もちろん無料
参加時間:10時から20時の間いつでも自由に参加できます