指一本で痛みを完治させる・・
身体が痛いときは筋肉が固まっている
筋肉中に老廃物やカルシウムという緊張物質が入ることによって筋肉の緊張を引き起こしている。
筋肉は伸縮運動によって緊張成分を外に出している
筋腹の部分なら緊張物質は排出しやすいが、腱の部分はどうしても残りやすい構造になっている。
腱はほとんど関節に集まっているので、これが関節痛の原因になる
筋肉内からすべて緊張成分を取り除くと「無緊張」と呼ばれる状態になる。
緩衝法とは
緊張している筋肉に指を当てたまま筋肉を伸縮させる
指を当てることによって、筋肉内の伸縮のバランスが崩れる
そうすると緊張物質が排出される
バランスを崩すためには指一本の太さ面積のアプローチでないと、筋肉をやわらかくできない
一度腰部の深層部まで無緊張にさせてしまうと
筋肉は常に伸縮するので固まれないので、痛み度7以上にならなくなり、二度と再発できない状態になる
なぜ完治するのか
筋肉は固まると「縮む力」が働くので骨を引っ張たり、血管を潰したりする
下半身の完治の場合
血管と神経の関係の位置が特定できているので
どこをどうしたらこの痛みが消えるかがハッキリと答えられる。
上半身の完治の場合
腰の筋肉が固まると肋骨を下に引っ張る力が働く
肋間筋を固めて肋骨が下に行かないように無理やり止めている
最後は肩でしか負担を受け止めるところがないので
肩こり四十肩五十肩になる。
肩の筋肉が固くなると腕が痺れたり、冷えが出たりする
首の筋肉が固くなると視力低下したり、花粉症になったり、耳が聞こえなくなったりする
完全に治す場合、腰の筋肉を一度すべて柔らかくする必要がある
慢性痛と言われるものはすべて完治する
古傷の痛み、花粉症や喘息は治り、血圧は下がって安定するようになる
緩消法のアプローチしていると同時に脂肪の分解もできるのでウエストが細くなったり、顔が小さくなったりとか、部分痩せができる
緩消法には
慢性痛を完治するのに利用する
その場の痛みを即効で消す「即効緩消法」
2つがある。最初は即効で痛みを消して信頼関係を持ち
完治するには、通院か、自分でこうすればできるかを教える
緩消法のポイントは
1.筋肉にかける圧は500gで統一する
2.筋繊維に対して直角に指を当てる
3.指を当てる面積は1㎠ 以内(指先を当てるイメージ)
4.2秒間で筋肉を伸縮させる
四十肩五十肩の場合、上腕部や肩の筋肉を弛緩しても痛みが改善しない場合が多い。
本当の原因は別の部分にある。それを探す場合、一番伸びている筋肉を弛緩するとよい。
腕のの付け根にある大胸筋の一番固く痛い部分を探し、それを弛緩する。
縮めた後に伸縮を0.5秒以上止めると緊張物質が排出できない
慣れてくると一往復毎に慣れない場合は2往復3往復してから、、2秒間以上指圧を離し、同じ場所か、違った場所を再び指圧し筋肉を伸縮させる
ずっと指圧しつづけると緊張物質が排出できない。
筋肉の名前を覚える必要はなく、固いところを柔らかくするだけでいいから。
指先に当たる筋肉が伸縮するのが解ればOKである。
一番痛いときに、一番緊張している筋肉を柔らかくしていく。
腰痛
単に背骨を腰から首までの背骨を10分間揺らすだけで痛みを解消させることができる。
特別な指や技を使うのではなく、背骨を中心に揺らすだけである。
この揺らし運動は自分で金魚運動をすればできる。
背中の筋肉や腱は自分で指で押せないので、こうした背骨を揺らすことで、筋肉を和らげることができると思える。
「ためしてガッテン」
そのことは、この寝返り運動はいわば背骨を揺らす運動であり、また金魚運動でもある。
だから、寝返り運動を意識的に15回以上すれば、背骨の周りの筋肉は柔らかくなるので、
腰痛予防体操には最適であろう。