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あきらめも肝心

土曜日, 7月 28th, 2012

 

 毎日、稲の芽を守るようにして、雑草を抜いていたが、雑草の生育が激しく、それは無理だとあきらめざるをえなくなった。現在ほぼ稲の芽は全滅したようだ。

 自然農では雑草は採らないのが原則だ。

 雑草を抜くにあたって、せめて実を落とさないようにとしたが、それもまた、数があまりにも多くて、あきらめざるをえなくなった。

 このままいけば、大豆だけが実ることになる。麦と稲の二毛作を畑作では無理のようである。それは麦が枯れ、稲の種を蒔く時期が二ヶ月ほどずれているからだ。

 この解決方法は水田である。麦が枯れる6月に、4月から稲苗を栽培し、田植えする方法が雑草と鳥に勝つことができるからだ。

  うちの畑は水が引けないので、棚田は無理のため、陸稲にせざるをえない。そのため、来年に麦が枯れる前から稲の種を蒔くようにしたら、どうなるかを、最後の挑戦にしたいと思う。それでダメだったら、麦と稲の畑作二毛作はあきらめた方がいいように思う。麦と大豆の二毛作は雑草や鳥にまけないで栽培できるからだ。

 物事を成すには、そこへの集中力が必要であり、それは、自分の目的を一点に絞ることである。何をあきらめ、何をあきらめないかは、一点に絞ったものをあきらめないで、その他をあきらめるということが必要だということだろう。

 また、あきらめの基準としては、それは自然の摂理にかなっているかどうかを検討することである。雑草が生えるのは自然のことである。その雑草を刈るというのは人工的である。

 雑草を抜き取るときには稲の苗も一緒に抜き取ってしまう。また、雑草を抜くと、大豆の茎は倒れてしまうのだ。通常、大豆が倒れないように土あげするが、私はしないので、雑草を大豆の支えにする。その姿をみていると、雑草と大豆はお互いに支え合っているように思われる。

  大豆のような豆科は根にチッ素をためることで、緑肥になる。そのため、麦や稲のようなイネ科と豆科はお互いに支え合うことができる。

  イネ科同士はその生育期間が同じ期間であれば、一緒に成育できるが、もし、同じ時期に植えた稲の6ヶ月と雑草の3ヶ月では雑草の方が強く、稲を負かしてしまう。

  こうした1年を通じた作物の相性を考慮することが自然農であるといえそうだ。

 P.S.

 陸稲でも、水田と同じく、苗を2ヶ月間育てて、麦刈りした後すぐに植えれば、雑草負けすることはないと思われる。この方法は昨年やったのだが、苗に大量の雑草が入りこみ、その仕分けそして、移植する時期を遅くしてしまったことで、全滅した経験をしている。

 もし、苗をしっかりと育成し、畑をきちんと耕して、移植しやすくしておけば、確実に麦と稲は栽培できそうである。そこで、来年の4月に、半分を麦の下に直播きし、半分を苗を作って移植する方法で、実験してみたいと思う。 

 また、雑草の種が落ちないようにする時、麦の種をばらまくときに、雑草を肥料にする際、雑草の上の種の部分だけをまず刈り、それは焼却し、下の草と根の部分は膣と混ぜて肥料にすれば、翌年の雑草の繁茂を押さえることができそうである。

 これでダメだったら、麦稲二毛作はあきらめようと思う。