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1億3000年も生きている

土曜日, 8月 7th, 2010

 一体、地球上で一番長く生きているものは誰だろうか?

 亀は100数十年生きるので長寿だが、そうした動物よりも植物は樹齢1000年以上のものがけっこういる。

だが、もっと生きているのは森で、1億3000年も生きている。

 そこは、オーストラリアの世界遺産になっている、クイーンズランド湿潤熱帯地域とそこから流れ出た川が入り込んだ世界最大の珊瑚礁グレート・バリア・リーフである。

 

         クイーンズランド湿潤熱帯地域

     グレート・バリア・リーフ

ケアンズ旅行社がこんなふうに書いている。

熱帯雨林のエコシステム

 熱帯雨林では木々が狭い範囲で折り重なるように成長します。木々が層を成し、更に蘭やシダなどが宿り木の枝や幹の上に育ち、木によっては高さ50〜60mにも及びます。

 植物が密生しているため、太陽の光は地上にほとんど届きません。地面に植物があまりないのはそのためです。
1ヘクタールに約120種類(他の森では約30種)の植物が生長しているのですから、熱帯雨林のエコシステムの効率の良さが想像できます。木の皮、枯れ葉、花、フルーツ、動物の糞などが地面に落ち、シロアリや微生物、ミミズなどによって分解され、腐葉土となり、植物の生長を助けます。

 花の多くは昆虫が蜜を取りやすいよう、大きかったり、強い香りを放ったり、蛾やコウモリが来やすいように夜間に開いたり、明るい色彩だったりします。動物は、熱帯雨林の木の上で暮らしやすいよう、しっぽや爪が発達していたり、飛ぶことができたりします。

 森の中の植物、動物はお互いが食べ物、隠れ家などになりながら共存しています。」

1億3000年前は恐竜全盛の時代である。そのときの植物がここで今も生きている。

 今地球は隕石落下の自然災害ではなく、人為的災害で、地球規模の森が砂漠化している。

 世界の砂漠化地図

 ここの世界遺産にせまっている勢いである。

 自然農を学んでいると、ここの1億3000年も生き続けられるようなシステムを学ぶ必要があるように思える。

 中国で砂漠化したところを、森を作ろうとした1人の主婦がいた。

 数百本の苗木を植えたが枯れてしまったが、思い直し、少しでも雑草が生えているところにその苗木を植えたら、育った。そして、広大な森は再生されていった。

 雑草が自然農の導きのような感じがする。そして、この世界遺産のような動植物の共生がいかに人類を長生きさせる道を与えているような気がする。