Archive for 4月 15th, 2013

死んでいる年月は寿命の半分だ

月曜日, 4月 15th, 2013

 かって、李御寧(イー・オリョン)が、「縮み」志向の日本人という本を書き話題となり、私は韓国人二世の芸人であったマルセ太郎から紹介された。

 マルセさんはその影響だろうか、自分の芸風に「能面型の縮み志向」である「動きを止める美」をよく表現した。彼の写真集はみなストップモーションの一こまである。

 彼は私に、「いいか、芸で大切なのは動きを止めた時の形が美しいかどうかだ」といって、さらに縮み志向を発展させていたのを覚えている。

 こうした日本人が得意な縮み志向を、私は物事を考える際に、世界を縮めて描いたものを、さらに元の世界に拡大して、想像する思考をする。

 それが可能なのは、マクロの宇宙と、ミクロの原子の姿が似ているからである。

 最近、「一日一生」という諺のような縮み志向で生まれた人生観がある。これは時を切るハサミ文化として紹介された「一期一会」にも通じるものだ。

 この「一日一生」をさらに、切ってみると、「一日」は「寝ている8時間」とすると、「起きている時間は2倍の16時間」である。

 一日が一生ならば、毎日は生まれ変わる自分の姿になる。その生まれ変わる年月もまた計算できることになる。

 起きている時間は生きている16時間、寝ている時間は死んでいる8時間であるから、
その一日を一生の生まれ変わりの年月に拡大すると、一生の寿命が100年生きた人は、その半分の50年死んでいる年月になるので、死んでから50年後には生まれ変わることになる。

 もし、若くして、その寿命が10歳だったら、その半分の5年後には生まれ変わると想像できる。

 毎日細胞は生まれ変わり、似たような姿になっているのだから、人間もまた似たような姿になって生まれ変わるのだろう。

 それに、自分とは何かというならば、永遠に固定化しかものではなく、顔や手相の違い、DNAの組み合わせの違いが微妙にあるだけで、それらはやはり、時を切り取った一瞬の姿であり、その姿は、人間が一匹のテントウ虫の姿と他テントウ虫の姿が見分けにくいほどである。

 「ほんの微妙の差、されどその差がすべて」それが「自分」であり、「日本人が最も好む繊細さであり、美である。

 「縮み志向の日本人」の感想文を書いた松岡正剛さんは、日本のグローバリズムの危険性を指摘する。今でいえば、TPP参加である。大国のものをそのまま鵜呑みにするようなグローバリズムや経済大国を目指すことは、その国をダメにしてしまう。大事なのは編集して、受け入れる事であると警告をならしている。

 日本人はGDPよりも幸福度を、大きな援助よりも小さな親切を尊ぶ国民性を大切にしたいものである。

 

ベーシックインカム用のマネーを発行せよ

月曜日, 4月 15th, 2013

1,貨幣の流通は・・

 車の運転のようにアクセル貨幣とブレーキ貨幣があって始めて安全に稼働する。

2.自然に準じた貨幣とは・・

 現貨幣はプラスの金利が付くために、ものを投げた放物線とは逆に複利になり、その価値が増えてくるが、

自然に準じた貨幣はものを投げた放物線と同じように価値は減っていく。


 

 3,もし世界が100人の村だったら・・

 世界で生産されたすべてのものを平等に仲良く分けるだろう。

 しかし、今の世の中はたの動物と同じく、競って、より多くのものを自分のものにしようとして、生産されたすべてのものを貨幣を通じて奪い合う、それを自由市場としている。


 

 4,ベーシックインカムを実現するには

 現通貨システムはプラスの金利がつく債券のため、損得で金儲けすることで生き抜く自由市場の性質がある。そのため、世界の生産物を平等に分け合えるような性質をもった貨幣を別個に造ることが必要になる。それがBIマネーである。

 世界で生産されたすべてのもの貨幣によってあらゆる資産に変貌する。それら変貌した資産すべてにBI税金をかけて、BI貨幣を集め、それらを平等に分配することで実現する。


 

5.BIマネーと債券マネーは交換できない

 現貨幣はプラスの金利が付く債券の性質を持っているので、BIマネーのような資産税が付くようなマイナス金利が付く貨幣とはまったく逆の性質があるので、交換できない。

 もし交換したら、アクセルとブレーキを間違えることになり、大事故になってしまう。

 貨幣を回収する税金もまた同じ性質を持っているので、資産税はBIマネーだけに通用し、所得税・消費税とかいうような現税金とは無関係であり、それらはみな現債券マネーで行われるべきである。それらをごちゃまぜにしてはならない。

 

 

 6.貨幣とは言葉である

 人が人らしくなるには、「はじめに言葉がありき」である。その言葉にはほとんそ反対語が 備わっていて、コミュニケーションできる。

 貨幣も正反対な性質をもつ言葉のような姿になることで、正常な経済活動ができるようになると思える。

 ベーシックインカムの実現において、その財源を消費増税などにするにはその貨幣の性質上無理がある。現貨幣は自由に取り合うことができる性質で、経済格差を大きくするようにできている。経済格差をなくして平等社会にするには、その性質にあった貨幣を造ることがもっとも実現的であり、また、現貨幣の自由市場を肯定し、それらを細くするようなBIマネーであれば、世の中に受け入れやすいと思われる、

 

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