何故貧富の格差大は殺し合いへと発展するのか?

旧約聖書 箴言22-7

「富める者は貧しき者を治め、借りる者は貸す人の奴隷となる」

貸した者が借りた者を執拗に急き立てると、殺し合いになることが多い現実がある。

世界全体においての戦争の原因も、富める者が貧しき者を執拗に攻め立て、両者による武力闘争の殺し合いになっているのも現実である。

諺に

「金を貸せば友を失う」

とあり、「金の切れ目は縁の切れ目」ともいい、大切な友達や家族を失うこともしばしばある。

そのため、

「友人にお金を貸すならあげるつもりで、自分の生活に支障のない金額を貸すのが一番」

ということになる。

学生の頃の友人同士で、賭け麻雀をした時、最初に口約束したのは

「催促なしのある時払いでお願いします」

友人同士で、賭け事をするには、これが一番友情を壊さないルールだと感心したものだ。

諺に

「悪銭身に付かす」とあるが、むしろ、現実は善悪は別にして、賭け事などで

「楽して得た銭は身に付かず」

と言うべきであろう。

 

一体どうして、金を貸し借りすると友情という大切な縁を失うのだろうか?

お金の貸し借りの仕組みにそもそも問題があるのではなかろうか?

貧富の格差1

 

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北朝鮮には制裁力より外交技がいい

馬鹿と鋏(ハサミ)は使いよう

切れないハサミでも、使い方によっては何かの役に立つように、愚かな者でも上手に使えば役に立つものだという意味だが、

これは能力のない者をばかにして言ったことばではなく、使う側の力量や能力を言ったことであり、

人もモノも、その能力を生かせるように うまく使うべきであるという意味である。

 

この諺を英訳すると

Sticking goes not by strength, but by guiding of the gully.

うまく突き刺すコツは、力ではなく刀さばきである

Sticking=ハサミ、

strength=馬鹿=力

guiding of the gully=使いよう=技

に対応するだろう。

 

ニュース Newsweek

中国訪韓、対北朝鮮制裁に賛同の用意あり──THAADの配備は牽制

「中韓外交部門ハイレベル戦略対話のため中国代表が訪韓し北朝鮮への国連安保理制裁に賛同の用意があることを伝えた。但しTHAADの韓国配置をしないのが条件だ」

北朝鮮の核弾道弾ミサイル問題に対する制裁はいわば経済制裁=力で何とか押さえ込もうとするものだが、

これを外交的手腕=技で、うまく解決する道がある!

うまく北朝鮮問題を解決するには経済制裁力より外交技である。

 

外交が下手な日本にも、昔 坂本龍馬という外交がうまい日本人がいた。

武力を使わず、大政奉還させた その外交的手腕は世界史的にも誇っていいだろう。

今の北朝鮮は崩壊寸前の江戸幕府のようなものである。

中国は薩摩藩、韓国は長州藩、日本は龍馬がいた土佐藩であろう。

大政奉還する朝廷は国連安保理である。

 

北朝鮮幕府の 金 正恩 将軍 に大政を国連安保理に委託し、新朝鮮政府樹立する提案をするのである。

新朝鮮政府綱領八策

実際に遂行できる 中国の 習金平 国家主席

新政府の立役者であった薩摩藩の西郷隆盛に当たるだろう。

新朝鮮政府 綱領八策

一、北朝鮮大政を国連安保理に委託

二、六カ国協議の開設
  米露中朝日韓 の外務議会による取り決めをする

三、一切の経済制裁をとりやめ、逆に経済援助をする

四、金 正恩総書記は日本の天皇のように朝鮮国の象徴とし、その家族は皇族とする

五、新朝鮮政治は六カ国協議で任命された者が行う

六、政権委託期間を5年間とする

七、原水爆また弾道弾ミサイル開発を中止、施設はすべて廃棄する

八、委託統治後、韓国主導による、南北統一朝鮮樹立を行う

 

 

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金は命より重い!vs命はお金より大事!

巨大な企業と戦う青年を描いた漫画「カイジ」で、利根川が

金は命より重いんだMoney is worth more than life!」と叫ぶ

その漫画の原典は

お金より命1

「金は命より重い・・・・・!」

「そこの認識をごまかす輩(やから)は 生涯地を這う・・・・・・!!」

 

憲法記念日、首相官邸前から抗議の声

「お金より命が大事だから主張します!」

お金より命!

再稼働反対!

原発要らない!

原発輸出を絶対するな!

 

利根川は首相に抗議する人にこう言うでしょう・・!

ハイジ

「お金で幸せは買えない。 でも、お金で自由は手に入る・・!」

抗議者

「お金で自由? それは一体どんな自由なの?」

ドフトエフスキー

「金は鋳造された自由である!」

抗議者

「命あっての物種、 あの世にお金を持っていけない

 命あってのお金、命あっての鋳造された自由

 見せかけの自由も、命あってのことでしょう!」

アダム・スミス

「真の自由競争市場とは二者間に

 最低限の共感・信頼感がなければ成立しない!」

ごん

「共に命あってこそ

モノもサービスもお金も意味を持つ!」

シェークスピア

「権力を持ったものは、頑強な熊だろうが、金で自由に引きまわされることがたびたびある!」

ごん

「お金で買えるのは自由ではなく、権力である

 お金で権力を買って

 他人の命を奪い、また救うことはできるが

 自分の命を奪い、救うことはできない

 お金は常に生きた二者間における 需要と供給によって生まれる」

 

 

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一日与食と一生与職を

魚を以て人に授けるは 漁を以て授けるには如かず
授人以魚,不如授之以漁,
授人以魚只救一時之及,
授人以漁則可解一生之需
魚を与えるより、漁を教える方が良い
魚を与えるのは一時の救いだが、
漁を教えれば、自分で一生の糧を得られると知るべし
Give or Teach
“Give a man a fish and you have fed him for today.
Teach a man to fish, and you have fed him for a lifetime”
与えるか 教えるか
「あなたがその人に魚を与えれば、彼は一日食べられるが、
 あなたがその人に魚釣りを教えれば、彼は一生食べられる」
この原典はずっと聖書の話だと私は思っていた。
マタイの福音書
4章18節~
イエスがパレスチナの海べを歩いておられると、
ペテロとアンデレ兄弟が、海に網を打っているのをごらんになった。
彼らは漁師であった。
イエスは彼らに言われた、
「わたしについてきなさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」
また、他の兄弟、ヤコブ・ヨハネと、その父ゼベダイが一緒に、舟の中で網を繕っているのをごらんになり、
「わたしについてきなさい。あなたがたを、人間を編んで、とる漁師にしてあげよう」
たちまち、漁師だけでなく多くの民衆がイエスに従いついていき、
その群衆は今のパレスチナ・イスラエル・ヨルダン・シリアの全国へと広がっていった。
イエスが人の道を教えて歩いた、そのシリアでは、
戦争から他国に逃れるシリア難民は数千万人にも及んでいる。
その飢える難民が多すぎて、彼らに、一日の糧として、食料(魚など)を与えるだけでも困難になっている。
やっと流れ着いた移民先で、生きていくための教育(魚釣りの方法など)として、
その国の言語や政治宗教や文化を教え、一生生きていくための仕事を得られるようにするには。
救われる方も救う方もともに、数々の試練が待ち受けているのである。
イエスの教えは
 漁をする=魚を捕る
 人を捕る=魚釣りを教える
であり、
たんに個々人で、魚をとるより、みんなと協力また競い合って
もっとたくさんの魚がとれるような技術を得たり、組織を組んで、
みんなが生きられるような道を一緒に切り開いていこうではないか。
ということだと私はそう思っていたし、今後もそう解釈してもいいように思える。
平和で豊かな日本でも 飢えて死んでいく人もいる。
 「金がない」 「(それを得る)仕事もない」「死ぬしかない」
として、自殺するか、飢え死にするかの道をいく人もいる。
 ピンチは必ずチャンスにもなりえるものであるから、
日銀のマイナス金利で、今日食べるお金を与えられるベイシックインカムが作れる。
全銀システム1
そのお金と同時に必要なことは
一生生きていける仕事を与える、与職政策である。
上のニュースは現政策が「働ける人にはお金を与えない」その根幹に「働かざる者は食うべからず」があるからだ。
それを
「今日生きられるお金と、一生生きられる仕事を与える」
「一日与食と一生与職」政策に切り替えていくことが、世界の飢餓、日本の飢餓を救うことになるだろう。
シリア難民への寄付だけでは問題は解決しないように
魚という「お金」を与えるだけでなく、漁という「仕事」も与えなければ
その根本問題はほとんど解決しないのである。
「一日与食と一生与職」政策において、
一日与食はベイシックインカムでお金を与えれば実現する。
一生与職については、私企業への就職は受け入れる側の自由を尊重すべきである。
しかし、公共事業や公務員への就職は、国民としての当然の権利として、常に解放されていなくてはならない。
もちろん、仕事によって、適性検査や試験や面接が必要ではあるが、参加応募する権利をすべての国民の権利として認めなくてはならないだろう。
それはベイシックインカムに差別をつけないように、公務に関することへの就職はすべての国民に与えられることが必要であり、それがベイシックインカムと対として与えられる仕事である。
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日銀のマイナス金利を実質生活に生かすには

マイナス金利=減価する貨幣=消費税=ベイシックインカム=法人税=国債金利
この循環が必要
ウキウキ君がココロさんの畑で2万円野菜を買ったら、その2万円は日本中どのように一周するでしょうか?

全銀システム1

日銀は無料で無限のお金を印刷製造できるので、それは私たちのお金の損得バランスは通用しません。
2008年のリーマンショックの日銀金利プラス0.1%を2016年マイマス金利0.1%で、2008年以前の当座預金金利0にもどっただけです。
私たちの生活するお金を日銀のオンラインで、全国民の身体の血液のように循環させるにはどうしたらいいでしょうか?
これは
消費税10%→日銀当座マイナス金利10%→ベイシックインカム→生活費→法人税→国債金利10%→日銀当座という循環をさせればいいと思うのですがどうでしょうか?

具体的実現方法

今のお金はすべて 日銀ネットで決済されています

https://www.boj.or.jp/z/kids/matome/resume2.html

2020年更新されてPDFに

https://www.boj.or.jp/z/kids/book.html

「お金のながれ」のサンプル画像 お金のながれ
 お金をあずける
お金を送る
あずけたお金はどこへ?
銀行の健康を守る
お金のながれを守る
お金博物館

ダウンロード(PDFファイル/8.9MB)

毎日 どんなお金も日銀の当座を経由するのです。

そこに黒田総裁が、数日前に発言したように、マイナス金利(減価分10%)を導入するだけでOKです。

どんな売買や取引にも消費税10%かかりますから、
一日の総消費税合計分10%は日銀の当座から毎日マイナス金利10%差し引かれます。
(消費税は国民が政府に払わないで日銀に払うということです)

その差し引いた一か月分の合計を日本国民1億2千万人で平等に分配し、
国民一人一個しかない、マイナンバーと連動したクレジットカードに送金します。
これがベイシックインカム(生きる権利保障金)になります。
それはいわば年金や生活保護費や大学の奨学金のようなものです。

その生きるお金で、家賃を払い、食事などをすると、それはすべて商店や企業に入っていきます。

企業は売り上げから経費を差し引いた利益の10%を政府に所得税(法人税)として支払います。

法人税(所得税)は政府への歳入になり、
政府が日銀から借りた借金の利子10%として日銀に支払います。
(今毎年80兆円の国債を日銀が買っているけど、利子10%は払わなくてはつじつまが合いません)

日銀に入った国債利子10%は、いくらでもお金を印刷できる日銀にとっては必要ありませんので、
そのお役目ごめんで、消えることになります。
(いわば、貸し借りの利子 プラス10%-マイナス10% = 0 で、お金の数字は増えも減りもしないというのは事実でしょう)

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