癌からの脱却が日本の最重要課題

社会の健全度の指標は犯罪率と自殺率というが、逆に社会の病気度で、死因率をみた方が確かに思える。

↑ 主要死因別にみた死亡率の年次推移(人口10万対)

平成27年には癌死亡者は38万人、死去した人の3人に一人である。

毎日1041人癌で亡くなっている。癌撲滅が政治にとっても、景気回復よりはるかに重要であり、癌撲滅が政治課題のトップにならないこと自体、社会は病気化している。金で命が買えるかのおような錯覚をし、命より金優先の病魔に侵されている。

癌は手術、放射線、化学療法とあるが、最新では免疫治療が最も注目されている。

癌の治療はその原因を追いかけることから始まる。

癌の原因は免疫力の低下

免疫力の低下は血流の悪さ

血流の悪さは交感神経と副交感神経のバランスが崩れ

交感神経が副交感神経より優位になりすぎが原因

 

つまり、癌の根本原因である交換神経と副交感神経バランスをよくすることで、癌は消えるか、また予防できることになる。

 

腱引きも、緩消法も、気血免疫療法も、みな副交感神経を上げて、交換神経のバランスをよくして、そこから自然治癒力(免疫力)を上げることであろう。そして、それらは癌予防にも、癌治療にも役立つともいえそうである

交換神経と副交感神経は

青色に見える神経が副交感神経。その奥に、ピンク色の交感神経の幹が見える。
その後ろに脊髄があり、交感神経幹と連絡している。

全身の神経図

全身の神経系

脊髄と神経図

カテゴリー: 徒然草, 社会問題, 自然に生きる | 癌からの脱却が日本の最重要課題 はコメントを受け付けていません

自然治癒とNK細胞&免疫

免疫を高めるということ

NK細胞とは

ナチュラルキラー細胞のことで、自然な状態で体を守ってくれる細胞で、自然治癒させる細胞である。毎日一兆個の細胞ができるが、その内、できそこないの細胞が5000個もできる。そのできそこないの細胞を殺してしまうのがナチュラルキラー細胞で、外からのウイルスをやっつけることもする。

3つの影響を受ける

  1. 30代くらいから低下する
  2. 日内変動
    一日の生活リズムを崩すと低下する
  3. 精神の影響を受けやすく
    積極的な精神と、消極的な精神があるが、特に消極的な悲しいストレスにより下がる。

NK細胞の今後

  1. NKを元気にさせるには食べ物からの元気成分の抽出液で摂取
  2. 長生きするにはNK細胞の働きを高くする
  3. 病院の薬はNKが下がるのが多い
  4. NKは治療に使える

厚労省の年齢別死因トップをみると、

20~39歳 自殺がトップ

40~89歳 癌がトップ

若者が苦しみ、悲しみの心の影響が強くて、免疫が低下し、自殺に

熟年老人は生活のリズムが崩れ、生活習慣病から、免疫力が低下し、癌に

なりやすいともいえるかもしれない。

うつや自殺は副交感神経が優位すぎるために、

癌は交換神経が優位すぎるために、起きるともいえよう。

 

カテゴリー: 徒然草, 社会問題, 自然に生きる | 自然治癒とNK細胞&免疫 はコメントを受け付けていません

ツボの痛気持がなぜ効くのか?

忍者腱引きナイトの講演者の柳生流心眼流の伝承者島津氏が「痛い!と脳を刺激するのが良い」という言葉が印象的だが、どうして良いのか? そのメカニズムを調べてみた。

気血免疫療法

福田稔先生と新潟大学大学院の安保徹教授との共同研究によって、自律神経と免疫の関係を明らかにした「福田ー安保理論」に基づき、「人間の治癒力は気と血液に集約されている」原理から、福田稔医師が自律神経と血流のバランスを整え免疫を高める治療法として確立したのが『気血免疫療法』だ。

 

痛いというストレスを起こし、その反動を利用する

交感神経と副交感神経のバランスが良くなると

血流が良くなり、体温が上がり、免疫力UPし、病気などの症状改善する

副交感神経は手足指の爪の生えきわ2mmにあり、薬指だけは交換神経が通っている。

爪もみ効能

つむじ押し

大半の人が、頭部がうっ血しているのに対して、下半身には十分な血が通っていない。昔から「頭寒足熱」と言われるのは、まさに正鵠を射た表現で、頭部に滞留した血液と気を下に流してやることが、全身の血流を改善し、自律神経のバランスを整える最善の方法。

自分の指で頭のてっぺんから前後左右を探る。直径1センチほどのくぼみがあれば、そこがつむじ台風。
2つ以上のくぼみがある人もいるが、最も大きくて、押すと痛みを強く感じる場所を刺激する。
1.人差し指と中指(磁気針)をつむじ台風に当てて、心地よく感じるくらいの強さで、20回ほどリズミカルに押す。
2.図に示したように、つむじ台風を中心に広がる6本の線に沿って、指(磁気針)で刺激する。
つむじ台風から下バッド(下向き矢印)に向かって、少しずつずらしながら、刺激をしていく。
A1とA2、B1とB2、C1とC2というふうに、セットで行う。
途中で痛みを感じる場所があれば、そこは5回くらい、集中的に刺激するといい。

 

柔道の押さば引け

子供のころ、空手を習う兄の暴力に対してどう立ち向かうか?と問い続け、高校に入って柔道にその道を見出した。「柔よく剛を制す」として、相手の力を利用して投げる技の基本が「押さば引け、引かば押せ」である。三船十段がさらに発展させ、「押さば引き回せ、引かば押し回せ」として空気投げを見出した。

この指の圧迫による痛さ(交換神経)の反動・リバウンド(副交感神経)を利用して、副交感神経を優位をするのは、柔道の「押さば引け」によって痛みを転がせてしまう技のようだ。

ボクシングでも、軽いジョブを相手に打ち込んで刺激し怒らせ、相手が怒って、打ち込んでくるのを引き出し、待ってましたとばかりに、軽くかわしながら、クロスカウンターを打ち込むと、相手が殴る力とこちらが殴る力が合わさって、倍の威力で相手を打ち負かすことができる。

中国が尖閣諸島に軽いジョブを打って、日本が怒りだして、戦争を仕掛けてくるのを待ってましたというばかりに、一気に、尖閣諸島に乗り込み、奪い取ってしまう戦略でもある。

「痛み」を感じたところに手や指をあてると、

脳から、「痛み解消ホルモン」と「ハッピィホルモン」が出てきて、その部位に送られるので、その両ホルモンは緊張を解く副交感神経を活発にさせるともいえるだろう。

この副交感神経を活性化させる指刺激は強く過ぎも、弱すぎも効き目がなく、数秒間はちょっと痛いが、その後が気持ちいいくらいの痛みを与えるのが一番効き目がいい。

これは、小さな努力と軽い運動がストレス解消には最も効果があるようなものでもある。

 

カテゴリー: 徒然草, 社会問題, 自然に生きる | ツボの痛気持がなぜ効くのか? はコメントを受け付けていません

愛と感謝って柔らかいボールに譬えられる

ボールの弾み方

硬さが違う三種のボールを硬いコンクリートと少し柔らかい土の地面に落とした時、

予想は地面が柔らくなれば、三種のボールはみな弾みが弱くなり、その弾み方はボールの硬さに正比例する。

だが、この予想はまったく外れ、正比例はしないし、反比例でもない。

唯一言えることは柔らかいボールほどよく弾むことだけである。地面の柔らかさに対してはボールは不可思議な弾み方をするので、捉えがたい。

 

「ボールの柔らかさ」は人の心の「愛の大きさ」に、弾んで返ってくるボールは「感謝の大きさ」に譬えることもできそうだ。

「愛を小さく」していくと、硬いボールは固い石になり、それは「憎しみや怒り」になる。石を地面に落とすと、ほとんど弾まず、割れたりする。地面も石も傷ついてしまう。憎しみや怒りから帰ってくるものは互いの痛みと傷である。

また、落とすボールまた投げるボールの相手が地面であれ、人間であれ、それを受け止める硬さはいろいろであるが、柔らかい愛のボールを投げるのであれば、どんな硬さの相手であっても、感謝がかえってくる。

硬い憎しみや怒りを投げつければ、相手が堅物であれば、互いに傷つき、相手が柔らかい愛情深ければ深いほど、憎しみや怒りが自分の方に何倍にも帰ってくる。

どのくらい返ってくるかは、お互いの愛情の大きさ加減で、不可思議な現象が起きるといえよう。

 

カテゴリー: 徒然草, 社会問題, 自然に生きる | 愛と感謝って柔らかいボールに譬えられる はコメントを受け付けていません

Ninja Kenbiki Night

明日、外国人記者クラブで開かれる”Ninja Kenbiki Night”に行く。

健康と自然の会の講師二人が講演するからだ。

映画の影響か、外国人には多彩な技を使う武士をみな忍者に見えるようだ。

柳生心眼流に伝わる人を殺す殺法と、人を活かす活法があり、

その活法の中に「腱引き」という痛みを解消する技がある。

痛みを感じる筋肉の腱を太い弦を鳴らすように指で引くと、収縮して凝り固まった筋肉が弛緩して、痛みがとれるというものだ。

外国人にとって、西洋医学にも東洋医学にもない、武士道の中から日本独自に発展した痛みを取る医療技は実に不思議な忍術のように見えるのかもしれない。

外国人記者クラブの場所が有楽町、地図でみると、桜田門の近くにあり、ここ157年間の歴史が垣間見えた感じがした。

殺された大老井伊直弼の彦根藩邸はなんと国会議事堂の前庭にあった

桜田門外の変は、米英仏から開国を迫られ、幕府の開国派の井伊直弼と、尊王攘夷派の徳川斉昭との争いから生まれた。その1860年3月3日を機に、大きく時代は幕末から明治大正昭和平成へと変ってきた。

この桜田門の中心にして、皇居、警視庁、国会議事堂、外国人記者クラブまでの数百メートル圏内で、現在までの157年間の歴史を振り返ることができる

外国人記者クラブは差し詰め黒船ペリー来航にあたるだろう。

井伊直弼はペリーが幕府に献上したピストルを複製した水戸藩製のピストルの銃弾一発で殺された。

武道には西洋のピストルの殺法はない。ピストル殺法に対する活法も人体から玉を抜き出す手術に発展し、剣の活法は刀傷や当身にたいする手当から発展した骨接ぎや腱引きであったとも言えそうである。

原爆という殺法に対する活法はなんであろう? その核ゴミの放射能半減期は10万年の被害を治療する活法は「原爆・原発」製造を止めさせる平和法しかないだろう。

 

カテゴリー: 徒然草, 社会問題 | Ninja Kenbiki Night はコメントを受け付けていません